1961-02-22 第38回国会 参議院 決算委員会 第7号
○政府委員(清水康平君) 飛騨の合掌作りについては、私全然記憶にないのでございますが、お寺とか神社はまだいいのですが、民家を指定した場合に、その管理維持費がどうなるか、そこに困難があるわけでございます。
○政府委員(清水康平君) 飛騨の合掌作りについては、私全然記憶にないのでございますが、お寺とか神社はまだいいのですが、民家を指定した場合に、その管理維持費がどうなるか、そこに困難があるわけでございます。
実は先だって私は、かねて関心を持っておりましたので、飛騨の合掌作りをこまかく見てきたわけです。そこで、その前に松江で、例のラフカディオ・ハーンの遺跡がありますね、その両方を見たときに、いつも聞くのですが、手をつけられないように保存指定がされておる。あの大きなうちに、一体どれくらいの維持費が出されておるかということ、どれくらい出ておりますか。
飛騨の西方、白川の流域にありまする白川村が、電源開発による御母衣ダムの建設に伴って、由緒ある合掌作りの家が湖底深く没することになりましたので、高山市はその一つを譲り受け、文化財として保存し、一般に公開するため松倉山麓に移築したものであります。
次に、御母衣は、庄川水系の合掌作りで有名な飛騨の白川村に、最大出力二十一万五千キロワットの発電所を建設するものでありますが、ここでは、わが国でも電力会社関係のダムとしては唯一にして最大のロックフィル・ダムを建設中であります。